イメージで肥満かどうかを判断していませんか?

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イメージで肥満かどうかを判断していませんか?

スリムになりたいという願望から、健康を損なってしまう
ようなダイエットを続けている女性か、意外に多いようです。

 まず、ある女性のエピソードを紹介しましょう。
私がスポーツクラブで担当した女性です。
彼女はとてもすっきりした体型をしており、
第一印象からは、細い感じを受けました。
しかし、自分でウエイトトレーニングを定期的にに行っているとの事でした。
そう聞いてから改めてスタイルを見ると、確かに「締まった」ラインをしています。
しかし、減量を望んでいたのです。
本人は、「身体が大きい」と思っているそうで、「目標は3キロ減」ということでした。
トレーニングプログラムを組む前に体脂肪率を測定してみました。
結果は、「16%」でした。この数値は、高いどころか低すぎるといえます。

本当に太っている?思いこんでいるだけ?


その会員さんは自分で、体重を毎日測定し、それを記録していました。
また、食生活にもかなり気を配っているました。
しかし、「やせたい」という根本的な志向から、
無理な減量を続けようとしていたのです。
実はこのような女性は、少なくありません。

スポーツクラブに通い続けて、最初の目標を達成した後も、
満足せずにもっともっと痩せようとしている人も多いです。
体脂肪率が15%を切っても自分の体型に満足していない人も…。

特に若い女性に多いですね。
「もう十分痩せていますよ。それ以上体脂肪率を下げると良くないですよ」
とアドバイスしてもなかなか納得しない人がいますね。

太っていると思いこむ理由


これらの事実が浮き彫りにしている「自覚と事実のズレ」はどこから来るのでしょう。
まず考えられるのは、自分で自分の体型を客観的に捉えることが、
意外に難しいということです。
例えば、一日分の身体を良に映して見る場合です。
鏡像を捉える目の位置は高く、そのため身長は現実よりやや短く見えます。
横幅は相対的に太く映るでしょう。

また、頭を下げて直接的に身体を見る場合では、お腹や脚の丸みやたるみが
もっとも目に入りやすいようです。
こんな事情から、自分を太めだと思う人は多いようです。

メディアの影響も無視できません。
スーパーモデルに代表されるスレンダーなモデルのイメージが、
さまざまな媒体を通して大量に露出されています。
そんなモデルに対して、たとえ自覚的な憧れを抱かなくとも、
イメージ自体は頭に刷り込まれます。

自分の体型を無意識にせよ、ついそんなイメージと比較してしまうことはあるでしょう。
モデルとの比較では、自分を太めと感じることは避けられませんが、
モデルさんたちが健康だとは限らないのです。

最近では、痩せすぎているモデルは採用されないとか、
体脂肪率が○%以上ないとモデルとして採用されないなどありますね。
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