障害に負けない膝を手に入れよう!

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障害に負けない膝を手に入れよう!

膝の痛みを訴える人は腰の痛みを訴える人に次いで2番目に多いです。

運動を行う時、中心的な役割を果たしている脚。
その中でも要となるのが「膝」です。

最近では社会の高齢化も進み、加齢のために起きる膝の痛みを訴える人も
多くなり、またスポーツ人口の増加によって、
スポーツによる膝の外傷や膝を酷使するために起きる膝の障害を
訴える人も多くなりました。

とりわけ飛んだり跳ねたりが多く、膝にかかる負担の大きいエアロビクスを
する人の中にも、膝の痛みを感じている人が多いようです。

今回は、
・なぜ膝の障害は起きるのか?
・膝の構造ってどうなっているのか?
・スポーツが原因で起こる膝の障害にはどんな種類があるのか?
・エアロビクスのどんな動きが膝に負担をかけるのか?
・膝の障害を防ぐためにのトレーニング法とは?
・痛みを和らげるマッサージ法とは?
など膝に関する様々な疑問について特集していこうと思います。


膝の障害予防の第一歩は、「膝」についてきちんと知る事。


人間が2本足で立つようになってから、膝にかかる負担は大幅に増加しました。

平地歩行では体重の3倍、階段昇降になると7倍もの力が膝にかかります。
しかも、膝は身体の重みを支えるだけでなく、まっすぐ伸びきった状態から
正座の状態まで、実に複雑な動作を要求されます。

また、運動などの厳しい動きの時でも、しっかりと安定している事が必要です。

このように、大きな負担に加えて安定性や複雑な動きまで様々な役割を
担っている膝は、その分病気や怪我、障害の起きる割合が多い部位なのです。


膝の絶妙なメカニズムを知ろう!


膝の障害を予防するためにまず必要なのは、その構造について理解を深めること。
さっそく膝のメカニズムについて考えて行きましょう。

人間の関節の中で最も大きい膝関節は、大腿骨(ももの骨)、脛骨・腓骨(すねの骨)、
膝蓋骨(膝のお皿)の4つの骨から構成されています。

しかし、骨どうしのかみ合わせは浅いので、靭帯や半月板など、骨以外の組織によって
安定性を得ています。

靭帯には内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯という4本の
太い靭帯があります。
内側側副靭帯は膝が外反(大腿骨に対して脛骨が外側にいく)しないように、
外側側副靭帯は膝が内反(大腿骨に対して脛骨が内側にいく)しないように、
前十字靭帯は大腿骨に対して脛骨が後方にずれないように骨と骨を繋いでいます。

半月板は大腿骨と脛骨の間の内側と外側とに一つずつあります。
半月板は、身体の重みが骨だけにかからないように負荷の伝達や分散を行い、
膝のクッションのような働きをしています。

また、膝がおかしな方向にずれないようにしたり、関節の潤滑を良くしたりする
役割もあります。

これらの機能によって、膝は重さを支えたり、複雑な動きを可能にしているのです。

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