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過去のダイエット法とその間違い
果物ダイエット
果物を中心にした食事は、端的にいって一種の偏食アップルダイエットは3食のうち1食をりんごにして、
3食の合計を1200kcalにするもの。
りんごは1個で約50kcalと低カロリーだが、その割には満腹感もある。
また、腸の働きを整えるペクチン、腸の掃除役といわれる繊維質を含み、
いかにも健康的な食品。
だが、結局は低カロリーダイエットの一つであり、その点では栄養バランスが悪い。
果物全般はヘルシーと思われがちだが、その甘味をなす果糖は体内で脂肪になりやすく、
脂肪蓄積という面から見ると、果物のとり過ぎは砂糖のとり過ぎよりも悪いといえます。
→ダイエット用の食事は通常、低カロリーに抑えられる。
だとすれば、普段の食事以上に栄養のバランスが重要になる。
とりわけ、身体づくりに不可欠なたんぱく質は十分に確保されなければならない。
果物を中心としたダイエットでは、この点が考慮されていない
プロテインダイエット
たんぱく質を身体づくりにまで回すことができない!プロテイン(たんぱく質)パウダーを中心にしたダイエット。
たんぱく質は筋肉や血液、皮膚などをつくるために必要な物質だが、
エネルギー源としても使われる。
ただし、通常は炭水化物と脂肪がエネルギー源として用いられることが多く、
それらが不足したときにのみたんぱく質が使われる。
もし、炭水化物と脂肪の供給が極端に減れば、
たんぱく質はエネルギー源として使われてしまい、
結果的に身体を構成する分は減ってしまう。
こうなると、筋肉や血液の機能低下は避けがたい。健康を維持できないわけです。
ゆで卵ダイエット
体調を崩しやすい方法。 危険であることは今や常識1日にゆで卵を1〜9個食べ、その他に野菜、果物だけをとるという方法。
たんぱく質が豊富な卵を中心に、低カロリー食で減量をはかる点が特徴といえる。
卵は胃にとどまる時間が長く、それだけ空腹感が抑えられるということも強調される。
しかし、このダイエットの代表的なメニューをもとに、
1日のカロリー数を計算したところ約1000kcalであったという情報がある。
これでは必要なエネルギーを満たしていることにならず、
単純に身体をやつれさせていくだけですね。
また、糖分不足という点で栄養バランスが悪い。
→卵は良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルなどをほどよく含み、
栄養バランスの整った食品だといえる。が、それは他の食品と比べた場合の相対的な話。
卵に野菜と果物だけでは、やはり不足する栄養素がでる
炭水化物ダイエット
正体はたんぱく質のセーブ。身体づくりがおろそかにご飯などの炭水化物を中心にしたダイエット。
これは「プロテインダイエット」とは逆の発想によるもの。
「たんぱく質は身体づくりに必要な量以外はエネルギー源になるが、
それが燃焼されるときは肝臓に負担がかかる、ならば手っとり早くエネルギー源になる
炭水化物を多めにとり、たんぱく質は抑える方が良い」
しかし、ダイエット中はエネルギー摂取量が全体的に減っており、たんぱく質はすでに
筋肉や血液をつくる方には回されにくい。
そのため、ダイエット中は普段よりたんぱく質を多めにとるべき。
発汗・締めつけ法
汗をかくことと脂肪が燃焼することは似て非なるものサウナなどで汗を大量にだすと体重は数百グラム落ちる。
しかし、この体重減少の中身は身体の中にある水分の損失によるもので、
体脂肪の減少によるものではない。
サウナなどを使って短時間に大量の汗をだすときには、急性の水分不足が起こり、
健康上かえって問題がある。
また、腰や大腿部を強く締めつけると一時的に細くなる。
しかし、これは締めつけた部分の皮膚の下の組織にある体液が圧迫によって一時的に
移動したために起こること。
締めつけをとると、他の部分に移動していた体液が戻り、もとに戻る。
塩もみ
塩でもめば、確かに水がでるにはでる最近の流行だが、要はマッサージ法。入浴時に濡れた肌に塩を塗って行う。
発汗作用が高まり、新陳代謝が活発になって、血行も良くなるといわれる。
実感として肌はスベスベになるが、
これは長い目で見れば肌を脆くしているだけという意見もある。
実際、肌への刺激は強く、皮膚の弱い人は炎症を起こすかもしれず、
毎日行うことは勧められていない。
この方法では、塩の濃度が体液よりも濃いと、濃度差により体液は身体の外へでていく。
その分、体重の減少は起こるだろうが、体脂肪を落とすことはあまり望めない。
→医学的にいって、水太りというものは存在しない。
だから、サランラップを巻き付けて運動をしたり、
あるいは塩でもんだりして発汗を促しても、肥満の解消にはならない。
もちろん、汗の量だけ体重は減る。その意味での減量は可能だし、即効性も高い。
が、速く効く分、それだけ速く元に戻る。水分を摂取すれば、効果は消え去るのです。
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