部位別ストレッチ方法 1

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部位別ストレッチ方法 1

首のストレッチ

強いからでしゃばりやすい僧帽筋。
その緊張を十分に解消してあげようましょう。

首から肩にかけては大小様々な筋肉があります。
これらは首の骨をサポートするかたちで、約4キロの頭部を絶えず支えています。
その意味ではよく働いている筋群です。

しかし、運動となると、首を回したり、左右に倒したり、
あるいは肩の上げ下げを行うといったように、あまり大きな動きは行いません。
つまり、意外に使われていない部位でもあるのです。
そのため、それだけ筋力は衰えやすいといえます。
日常生活では慢性的な緊張状態を強いられがちですから、
筋肉は硬くなりやすいのです。

首周りで一番問題になるのは僧帽筋です。
この筋肉は大きく、でしゃばりやすい性格。
日常生活でも何かと力を発揮したがります。
そのせいで硬くなりやすいのですが、この筋肉をストレッチする時の
ポイントは、いかにリラックスして行うかです。

では実際にストレッチを行っていきましょう。
まず座りましょう。
その方が、直立姿勢を保つ筋群が休めるので、リラックスしやすいはずです。
次に後頭部で手を組み、頭部をゆっくり下げていきます。
首筋が伸ぴるのをしっかり感じてください。
このとき、肩が上がったりアコが胸についてしまっては、増幅筋は伸びていません。
首の後ろが気持ちよく伸びていたらOK!です。

肩こりにオススメ!

肩こりの原因には、椎間板の変形などもありますが、
その多くが筋肉疲労から来ているといわれます。
運動不足により筋肉が硬くなり、そのため血行が悪くなると
栄養不良が生じ、コリや痛みが出るというわけです。

ですから、症状の改善には運動が効果的ということになります。
ストレッチもその一つ。
筋肉を伸ばすことで、血行の流れを良くし、酸素と栄養の補給を促進するのです。
具体的なストレッチメニューで注意したいのは、肩のコリをほぐすためとはいえ、
出来るだけ全身にわたるストレッチを行うということ。
全身の筋肉は相互につながりを持っており、ある筋肉がリラックスしても、
隣の筋肉が緊張しているままでは、その緊張が伝わり、
ストレッチ効果が落ちてしまうのです。
全身をストレッチしながら、凝った部分は重点的に行う。
この方法がオススメです。

胸のストレッチ

ポイントは「正しい姿勢からストレッチに」

胸の大胸筋も大きな筋肉です。
トレーニングで発達させやすいのですが、硬くもなりやすく、
硬くなると肩を内側ひっぱるため、猫背気味の姿勢になってしまいます。
胸のトレーニングばかりやっていると姿勢が悪く見えますよ。

そのため、ストレッチすることで姿勢が良くなった実感を持ちやすく、
副次的な効果として活力が湧く感じも得られます。

ストレッチ方法は、身体の後ろで手を組み手を身体から離すようにします。
胸のストレッチでは胸から肩、腕の付け根まで伸ばします。
このストレッチのポイントも正しい姿勢で行うことが大切になります。
姿勢が崩れていると目的の筋肉が伸びないばかりか、
肩などの関節に過剰な負担をかけてしますことになります。

また、腕を上げる動作は十分にコントロールする必要があります。
無理をすればオーバーストレッチになってしまいますが、
それなら余裕を残したストレッチの方が、遥かに効果的です。
ストレッチの基本はリラックスです。力はいりません。

背中のストレッチ

猫背気味に固まった背中は、よく伸ばして血行促進を!

身体の前での手作業が多かったり、座位で前傾気味の姿勢を
長時間保っていたりすることが多い場合、
首筋から背中、腰部、腿の裏面といった、
身体の後ろ側が硬くなりやすい傾向にあります。
これは前傾になった重心を後ろへ引っ張ろうとするためです。

ですから、背中も十分ストレッチしてもらいたい部位なのですが、
背中が気持よく伸びているポジションを見つけるのは、なかなか難しいようです。

ストレッチ方法は、手を組み背中を丸めて体の前でボールを抱えるような姿勢で
行う方法が一般的です。
エアロビクスのレッスンでは必ずといっていいほど行うものですが、
いざやってみると、肩に力が入ってしまったり、腰が反ったり、
あるいは立位を安定させるために脚を踏ん張ってしまったりと、
背中には意識を向けづらいようですね。
しかし、繰り返し行う事でだんだん背中が伸びているのを実感できると思います。

お腹のストレッチ

ストレッチで腹筋の反応を高めれば、効果的なシェイブアップも望める

腹部をストレッチする目的は、腹筋の発達レベルによって変わってきます。
割れた腹筋を目指してトレーニングを続けている人なら、
それなりに発達しており、硬く緊張する傾向にあります。
腹筋が硬くなっていると、結果的に猫背を招き、姿勢を悪くしてしまいます、
この場合は、緊張を解くことが目的です。

一方、あまり腹筋が鍛えられていない人も多いはずです。
筋肉が十分使われていない部位には脂肪が蓄積しやすいため、
腹部肥満が見られる方もいるのではないでしょうか?。
この場合は、ストレッチによって腹筋を刺激することが目的になります。
刺激をすれはその筋肉への意識は向けやすくなり、筋肉の反応も高まりますから、
それだけトレーニングも行いやすくなるはずです。
鍛えるための導入として、ストレッチを位置づけることができるというわけですね。

体側のストレッチ

きれいな姿勢の維持には体側の柔軟性が欠かせない

体側が弱いと姿勢が悪くなりやすい傾向があります。
また、左右で強さが異なると、背骨の曲がりを生む可能性もあります。
小中学生に多い背骨の曲がりには、体側のストレッチが体操治療としても
有効だといわれるほどです。
また、大人でも左右のバランスは悪い人が多いです。
いや、ほとんどの人が左右のバランスが悪いでしょう。
利き腕があれば、片方に頼る生活になりますし、かばんや荷物を持つ手も
決まっているでしょう。
片方に負担がかかれば、姿勢は崩れてしまいます。
左右のバランスを整える意味でも左右を均等にしっかり伸ばしましょう。
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