肥満している人の為のエクササイズプログラムの基本

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肥満している人の為のエクササイズプログラムの基本

健康維持の観点からすれば、栄養に関心を持ったり、
体重超過を気にすることはメリットがあります。
体重超過は、数多くの健康問題に関係してくると考えられるからです。
標準体重を超えると、例えば冠状動脈の様々な病気や糖尿病、高脂血症になる危険性が
高まります。
ところがダイエットをする人の大部分(95%)は、
減量後の状態を維持することができません。

その上、体重や減量のことで頭がいっぱいになってしまうと、
自らを飢餓状態に追い込む(拒食症)という深刻な事態になりかねません。
健康的な体重を維持し、栄養バランスのよい食事を摂ることは大切ですが、
これは多くの人にとってそれほど簡単なことではないのです。

 体重超過、減量、そして体重制限に関する問題には、いくつもの側面かあります。
減量したいなら摂取カロリーを減らして、もっと運動をすればいいと、
ほとんどの人が、さも簡単なことのようにいいます。
では、なぜこれほどまでに大勢の人か減量に失敗するのでしょうか?
どうやら減量と体重維持の複雑さを理解していない人が多いようなのです。
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太リすぎと肥満の違いとはなにか?

肥満の定義

体重超過を分類するのに「太りすぎ」と「肥満」という2つの言葉がよく使われます。
男性は体格指数(BMI)か27.8以上、女性なら27.3以上にの人を
太りすぎと定義づけています。
これは体重(Kg)を身長(m)で2回割った数値です。

肥満は、文字通り「過剰脂肪」を意味します。
理想的な体脂肪率は若い男性で10%から15%、若い女性では20%から25%です。
体脂肪率が男性で20%以上、女性で30%以上になると、肥満ということになります。

太りすぎと肥満とでは意味が異なり、同義語として使うことはできません。
太りすぎと肥満が別物であることは、1940年代という早い時期から分かっていました。

体重で見ると、「太りすぎ」と判断される人でも、体脂肪率で見ると普通。
体重で見ると、「普通」と判断される人でも、体脂肪で見ると肥満と判断される
場合が多いです。
特に女性は体重で肥満かそうでないかを判断する傾向があります。
これはある意味危険な判断と考えられます。

脂肪のつきやすい部位

脂肪がつく部位によっては、死亡率や心臓血管系の病気にかかる危険率が
上昇したりします。
女性は、一般的に、下半身の腰回りや太腿の周辺(女性型肥満)
に過剰脂肪が蓄積されます。
一方男性では、上半身の腹部周辺(男性型型肥満)に蓄積される傾向が見られます。
男性型肥満のほうが、糖尿病、高血圧、心臓病になる危険性が高いと考えられています。

肥満の原因

肥満の原因は様々。
多くの医師が日常的に直面している問題ですが、
診断と治療は未だに困難です。
複雑な心理社会的問題が原因で肥満になっている人もあり、
心理学者や精神科医に相談する必要が出てくる場合もあります。

多くの人は食べすぎが原因で肥満になると思っています。
カロリーの摂りすぎと運動不足が、体重超過傾向に直接的に拍車をかけることは
事実ですが、原因はそれだけではありません。

肥満は一般的にいって、
・遺伝(脂肪細胞が多い)、
・不十分な新陳代謝(エネルギー利用度が悪い)、
・食事の内容(食べすぎ、あるいは脂肪の摂りすぎ、またはその両方)、
・運動量(運動不足)、
・および環境的要因(テレビを見る時間が長い)
によって生じます。
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