貧血だからって運動をあきらめないで!
生理・妊娠・出産……。女性か抱える身体的な悩みはそれだけではありません。
最近、よく耳にする「運動性貧血」や「鉄欠乏性貧血」などの病気が、
多くの女性を苦しめているようです。
これはエアロビクスのインストラクターにとっては職業病という人さえいます。
でも健康なはすのフィットネスピープルかそれではいけません。
きっと解決策かあるはず。さっそく探してみましょう。
そしてもうひとつ、運動をする女性たちを悩ませている「貧血」について
考えてみましょう。
貧血とは、その人の血球の赤血球の割合が少ない状態のこと。
もう少し詳しくいうと、赤血球の中のヘモグロビン値か11.0以下になると、
いわゆる貧血ということになります。
しかしなぜこれが運動と関係あるのでしょうか。
知っていてほしい運動性貧血のメカニズム
貧血というと、顔色が悪い、フラフラするなど、その症状を漠然と理解している事が
多いが、きちんとしたメカニズムと原因を知っておく事も大切です。
正常な状態の血管は、血液の成分も汗によって奪われるものが少ないため、
濃度も高すぎない。また拍出量もそれほど多くないため、赤血球は血液中を程よく
流れることができる。
激しい運動をした時はまず運動による汗のため血液の濃度は濃い。
そして多量の血液が血管内を通るため、赤血球がお互いにぶつかり合ったり、
血管の壁にぶつかったりして壊れる。こうなれば赤血球の数は減る。
つまり激しい運動で多量の汗をかくことで、血が濃くなってしまい、
赤血球も流れにくいのです。
さらに運動をすると拍出量(心臓から血液を送り出す量)も多くなりますから、
流れが悪くなった血中の赤血球はお互いにこすれ合ったり、
血管の壁にふつかったりして破壊されてしまいます。
これが原因で血中の赤血球が減っていくのが、
最近よくいわれる[運動性貧血]のメカニズム。
激しい運動を行う女性に貧血が多いのは、これが犯人なのです。
また、女性には月経による出血があります。
ましてや経血の量が多いという人なら、貧血になる可能性はもっと高いでしょう。
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