生理がストップ!?生理不順…運動大好きの貴女は大丈夫?
みなさんはきっとフィットネスクラブや自宅でよく体重計に乗っていることでしょう。
でも、自分の体脂肪率をちゃんと知っているという人は、あまりいないのではないでしょうか。
実はこの体脂肪、生理と密接な関係があるのです。
ほとんどの女性は思春期になると初潮を迎えますが、
その時期は何で決定されると思いますか?
それは年齢でも身長でもなく、体重、つまり体脂肪の増加なのです。
体脂肪の割合が18パーセントを越えると、生理が始まります。
思存期になり、その人の身体が子供を産み育てるのに必要な脂肪が蓄えられると、
初潮を迎えるというわけです。
生理かストップ……。運動のやり過きか原因?
ところで、フィットネス好きの女性やエアロビクスのインストラクターの
悩みとして「運動のやり過ぎで生理がなくなった」という話をよく耳にします。
これは何らかの理由で、体脂肪率が15パーセントを切ってしまったことで、
再び身体が「子供を産むのに適さない」と判断し排卵しなくなってしまったからです。
オリンヒックに出場するような長距離ランナーたちには、当然のことのようですが、
フィットネスを愛する女性たちも、運動をやり過ぎてしまうとこうした危険性があるのです。
フィットネスだけではありません。
急なダイエットで生理が止まってしまったという話も、
よく聞くでしょう。
これも体脂肪の減少が原因です。
こうしたことが原因の「無月経」は、再び体脂肪率が18バーセントを越えると
また卵巣の機能が回復して生理がやってきます。
しかしこれはもともと卵巣の機能が良い人の場合です。
人によっては「そのまま生理がなくなっちゃった」ということもあり得ますから、
十分な注意が必要です。
「今は子供はいらないから、生理なんか無くてもいいわ。
子供を産む時期になったら、ちゃんと脂肪もつけるから大丈夫・・・・・・」
そう思っていても、いざ子供が欲しくなったころには、
長い間生理がなかったわけですから卵巣の機能がすっかりダメになっている可能性も
あるのです。
女性にとって、卵巣の機能がいちばん良い状態は
だいたい体脂肪率22‐23パーセント。
普段からこの体脂肪率を保つことが、いちぱん望ましいといえるでしょう。
また逆に体脂肪率が30パーセントを越えても問題があります。
血液の循環が悪くなり、卵巣の機能が衰え無排卵性の
月経になることもありますから、ご注意を。
生理とうまくつきあうには、普段からのフィットネスが大事。
でも何事もやり過ぎると女性としての機能を失いかねません。
最近は、フィットネスクラブにも体脂肪計がありますから、
ときどき自分の体脂肪率を測定して、
その数値を知っておくと、ペストな自己管理ができるでしょう。
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