運動で生理の憂鬱に勝つ!
女性なら、毎月どうしても付き合わなければいけないのか生理。
無ければ無いで、とても困ってしまうものなのだけれど、
これが「痛い、イライラする、憂鬱……」「もう我慢できない!」という女性も多いようです。
でも、そんな生理の悩みを実はフィットネスか解消してくれるのです!
さあ、ブルーな気分にさよならです。
毎月おとずれる生理。閉経まで長い長い付き合いになるのですから、
どうせなら明るく付き合いたいもの。
でも人によっては、どうしても我慢できない生理痛があります。
この生理痛いったいどうして起こるのでしょうか?
とてもつらい「生理痛」まず、その原因を解明
まず若い女性にありがちなのは、子宮の発育不全のために起こる生理痛。
子宮の入り口「内子宮口」が狭く、固いために、月経血がそこを通るときに刺激となって、
痛みを感じます。
よく子供か産んだら生理痛がなくなった、という話を聞きますが、
これは妊娠・出産によって子宮が成熟したからなのです。
このような生理痛は、年齢的に若いと、誰にでもあって当り前のことといえるでしょう。
また「子宮内膜症」も考えられます。
これは子宮腔の中の内膜組織が卵巣の表面や卵管などに飛び火してそこに血液がたまり、
炎症性の癒着をして痛みを引き起こすものです。
それが卵巣内に飛び火すると、ちょうどチョコレートのような血液がたまって卵巣が腫れ、
痛みが生じることもあります。
そして、もうひとつ考えられるのが「子宮筋腫」。
「がん」ではありませんが子宮内に良性の腫瘍ができ、
これが子宮内膜の方へ発育すると、ひどい生理痛や多量の出血を引き起こします。
子宮の発育不全による生理痛は、子宮の成熟とともにだんだんと軽くなっていきますが、
どうしても我慢できないときは「痛み止めの薬」を飲むといいでしょう。
といっても痛みが激しくなってから飲んでもあまり効き目はありませんから、
痛み始めに飲むことを勧めます。
でも「子宮内膜症」や「子宮筋腫」が原因の生理痛の場合は、
婦人科で治療してもらうのがいちばん。
子宮筋腫は30代の女性の20%に見られるものですが
発生する場所によっては何の悪さもしません。
それが痛みをもたらす「筋腫」であるかどうか見分けるのは、経血の量。
年齢を重ねても生理の血が多い場合は子宮内膜症か子宮筋腫の可能性も多いのです。
しかし、自分の生理の血が多いか少ないかは、なかなか人と比べられません。
目安としては経血に混じって、レバーのような血の固まりが出るときは要注意です。
というのは普通私たちが手などに怪我をした場合、血は凝固して止まります。
でも子宮の中では血が凝固したら経血が出てきませんから。
子宮の内膜には「血液凝固阻止酵素」といって血液を固めないで
サラサラな状態に保つ酵素があるのです。
つまり固まった経血が出るということは、経血が多すぎて
その酵素が足りなくなっているという状態なのです。
心配な人は婦人科に行って検査をしましょう。
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