妊娠中の運動でラクラク出産!
女性のライフサイクルの中で、あまりにも大きな仕事といえる妊娠、そして出産。
それは「新しい生命を胎内で育み、この世に送り出す」という、
この上ない大きな喜びなのですが、
「産みの苦しみ」という言葉かあるほど、大変なことでもあります。
だから少しでもいいから出産を楽にしたい、そう思って当然ですよね。
そこで活躍するのか、やはりフィットネスなのです!
「マタニティビクス」とか「マタニティスイミング」などという言葉が
聞かれるようになり、運動が妊娠や出産に良い影響を与えることは
かなり知られてきました。
では実際、妊娠中の運動はどのような効果があるのでしょう。
そしてそれはどんな運動なのでしょう。
妊娠中の運動その効果について
妊娠中は、まるで生理前の「月経前緊張症」が約10力月も続いているようなもの。
当然、憂鬱になったり、イライラしたり、情緒が不安定になったりします。
でもこうした症状も先ほどの「生理中のフィットネス」と同様、
運運動をすることである程度解消され、明るい気分になることができます。
こうした精神安定を得るというのは、この時期とても重要な事ですね。
それに妊娠の7〜8ヶ月頃から起こる、腎臓や血管系の異常な症状がみられる
「妊娠中毒症」も防げます。
具体的には、血圧があがったり、むくんだり、たんぱく尿がでたり…という
症状があげられ、成人病とよく似た感じです。
原因としては体質もありますが、生活環境から来るものがほとんどで、
「お腹の赤ちゃんのために」と、栄養ばかりとってあまり
運動していない人に多く起こります。
ですから妊娠中に運動をしていれば、こうしたこともある程度防げるというわけです。
最近は「マル高」、高年齢出産の人も増えています。
しかし正直なところ、そういう人は20代の妊婦さんより体力的には劣ってしまいます。
でも、これもまた適度な運動によって、出産に必要な体力をある程度つけることが可能なのです。
「もし男性がお産級の痛みを経験したら、耐えられずに失神してしまう」
なんていいますよね。
経験者に聞いても、本当にお産は「聞きしにまさる大変な作業」のようです。
でも、うれしいことに妊娠中のエクササイズは、お産に伴う苦痛を軽減することもできます。
妊娠中に運動した妊婦は、何もしなかった妊婦に比べると、出産の際の出血の量や、
出産にかかる時間が少ないなどのデータもきちんと出ているのですから。
そして妊娠中の運動は、出産だけでなく産後にもさまざまな効果をもたらします。
例えば、母体の回復が早いとか、赤ちゃんの発育がいいとか、母乳が良く出るとか………。
これは他のページで詳しく話しましよう。
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