ダイエットの食事内容は糖質から見直す

運動を行ってダイエットをしている場合糖質はとても重要な栄養素となる理由とは?

ダイエットの食事内容は糖質から見直す

食事内容の見直しが大切です。
まず、3食のバランスは、各食事後の活動に合わせるのが基本です。
午前中からしっかり動くのなら朝食は多めに、午後からの活動が中心なら
昼食を充実させるといった具合です。

夕食では、睡眠中に身体づくりが行われますから、その材料である
たんぱく質を主菜として摂る必要があります。

量的には多くしすぎない事がポイントです。

その上で、チェックしたいのが糖質の摂り方。
エネルギー摂取の60%は糖質から摂る必要があります。
この比率はご覧の通り、半分以上に当たります。

それだけに、全体の食事における重要性も高い栄養素といえるのです。

日本人の食事は国際的に見た場合、比較的健康に良いといわれます。
それは、ご飯を中心とする糖質から摂っているエネルギーが全体の60%を
占めるため、肉などのおかずの量が少なくて済み、総エネルギーや
動物性脂肪がそこそこ抑えられているからです。
しかし、戦後、たんぱく質や脂肪の摂取量の伸びとは逆に、
糖質の割合が大幅に減少しています。

特に若い女性の間では、ご飯離れが進み、同じ糖質でも菓子類やジュースなどに
含まれるしょ糖からの摂取量の増加が問題視されています。

この糖質の摂取量や摂取内容をしっかりと見直す必要があります。


運動前後の糖質補給がパワー維持の決め手!


糖質摂取の大切さを、運動との関係で見てみましょう。
まず、摂取された糖質は、グリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄えられます。
このグリコーゲンが運動のためのエネルギーとなるのです。
…もちろん、脂肪もエネルギーとして使われますよ。心肺無用!!

肝臓と筋肉のグリコーゲンが少なくなると、血糖値は下がります。
脳や神経は血糖(ブドウ糖)だけをエネルギー源としていますから、
血糖値が下がった状態では、注意力や集中力が低下し、
しっかり運動することもできなくなってしまいます。

また、脂肪はブドウ糖がないとエネルギーに変換されないといわれています。
だから、いくら体脂肪を燃焼させようと思っても、
低血糖状態ではうまくいきません。

さらに、この状態では、脂肪をエネルギーとして効率よく使えないわけですから、
持久力までが低下してしまいます。

実際、筋肉中のグリコーゲンが多ければ多いほど、持久的な運動を
しっかりと行えるというわけです。

糖質摂取によるグリコーゲンの確保がいかに大切か分かったと思います。


この糖質摂取に関しては、3度の食事から穀類を中心にしっかり
摂る必要があります。

その理由は、穀類が血糖値をゆっくり上げ、その上がった状態を比較的
長く保ってくれるからです。

穀類が1日を通した活力源を安定的にもたらしてくれるという事ですね。

しかし、いくら穀類が血糖値を長く高い状態に保ってくれるとはいえ、
夜運動をする場合はどうでしょう?

昼食から4時間〜6時間以上は経過しているはずですから、
空腹を感じている場合が多いと思います。

空腹とは、血糖値が下がっている事を脳が知らせてくれるサインです。
この状態で運動をするのはお勧めできません。

運動前に簡単な栄養補給を行う事が望ましいのです。

また、運動後の栄養補給も大切です。
運動によって血糖値は下がっており、そのままの状態を長引かせると、
疲労回復の速度が落ちてしまうからです。

翌日まで疲労感を引きずってしまったら、せっかくの運動も
身体を痛めつけるだけでなく、精神的にもつらく感じるでしょう。
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