隠れ肥満が増えている!
一般的に肥満かどうかは、外見から判断される事が多いようです。
しかし、それでは一見すると太って見えないのに、
医学的には肥満だとされる人を見逃してしまうことになります。
こういう人は体重に比して脂肪が多く、筋肉が少ないと考えられますし、
骨が細いという可能性もあります。
筋肉や骨を補うように、脂肪がその人の体格を「見せかけている」のかもしれません。
このように、見かけ上はさして太って見えないにもかかわらず、
医学的には肥満状態である人を「隠れ肥満」と呼びます。
こんな肥満は現在、若い女性に多く見受けれらるようです。
とりわけ、ダイエットで食事を減らし、にもかかわらず間食は摂ってしまう、
そんな食事傾向が隠れ肥満のひとつの原因となっているのでしょう。
例えば、女子高生が痩身願望から、家での食事を極端に抑え、
学校帰りにファーストフードで甘いものなどを食べてしまうというのは、
こんな傾向の代表例でしょう。
この隠れ肥満の問題点は、肥満という健康上の危険な因子を気づかぬうちに
抱えてしまっている事です。
そこで推奨されるのが、身体の組成、つまり脂肪の量とそれ以外の量(除脂肪体重)を
判定できるように、体脂肪率を測定することなのです。
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