肥満の指標としての体脂肪比率(%)

体脂肪率の指標と肥満によって起こりうる身体への影響

肥満の指標としての体脂肪比率(%)

肥満の指標としての体脂肪比率(%)

男性 軽度の肥満 20%
    肥満    25%
    重度の肥満 30%
女性
14歳以下 軽度の肥満 25%
       肥満    30%
       重度の肥満 35%
15歳以上 軽度の肥満 30%
       肥満    35%
       重度の肥満 40%

肥満とは、脂肪が身体の中に過剰に蓄積され、
その結果、過体重になっている状態を指します。
だから、筋肉の増大によって体重が増えている状態は肥満とはいえない。
逆に外見上は太っていないように見えても、脂肪の蓄積が多い人は肥満となる。
この脂肪蓄積の割合を示すのが、脂肪の重量を体重で割った体脂肪率。

肥満はいろいろな病気の引き金に


・血管への影響
血液中のコレステロールなどが増加しやすく、それが血管壁へ付着することで、
動脈硬化を誘発してしまう危険が高まる。

・心臓への影響
肥満は心臓に余分な負担をかける。
また、心筋へ酸素と栄養を運ぶ血管である冠状動脈が動脈硬化を起こし易くなり、
心筋梗塞や狭心症を招きやすい。

・肝臓、胆のうへの影響
肥満者の多くに見られるのが脂肪肝。
肝臓機能が著しく低下してしまう。
また、コレステロールの代謝異常から胆のう炎や胆石症の危険も。

・代謝への影響
脂肪代謝への異常から、血中の遊離脂肪酸が増加し、動脈硬化などを誘発しやすい。
また、インシュリン不足をもたらし、糖尿病の危険も増大させる。

・性機能への影響
不妊、月経不順、そして性欲の減退などをもたらします。

・その他
化膿性疾患にかかりやすくなってしまいます。
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