エクササイズを始める前にまずチェックを
健康診断
肥満者のためのエクササイズプログラムを組む前に、いくつか考慮すべき点として、
まず徹底的な健康診断を行い、運動すると危険となるような
身体的・医学的問題がないかどうかをチェックします。
肥満の人は、そうでない人に比べて様々な健康上の問題が生じやすくなっています。
フィットネステストも、具体的なゴールやトレーニングの限度を設定するのに
重要なデータと考えられます。
運動をしても大丈夫ということになったら、それまでのエクササイズ経験、
あるいはどういうエクササイズに興味があるのか、といった点を話し合うことが
重要になります。
エクササイズプログラムの明確なゴールと目的を設定するには、
本人と面接するのがよいでしょう。
事前調査
いずれにせよ、運動がもたらしてくれるメリットが、
リスクを上回っていなければなりません。
大部分の健康な人にとって、運動に伴う危険は極めて低くなっています。
激しい運動の結果として死亡するのは、
エクササイズをする大人の1万5千人から2万人に1人と推定されています。
肥満を含む、なんらかの医学的問題を抱えている人は、
深刻なケガや死亡事故が起きる可能性があるため、
エクササイズプログラムを組む前に、
本人の健康状態を判断する必要が出てくるわけです。
個人のニーズに合った安全で適切なエクササイズプログラムを組み、
心臓血管系の病気に関する危険因子を特定するために、
健康診断は重要なデータとなります。
肥満者力運動する場合に考えられる危険
1 狭心症や心筋梗塞の発作の誘発
2 血圧の異常な上昇
3 変形性関節炎をはじめとした関節のトラブルの悪化
4 靭帯の損傷
5 転倒による損傷
6 異常な発汗
7 皮膚の異常、こすれることによって生じる痛みや異常
8 水和低下並びに血流量の低下
9 熱射病
10暑気あたり
エクササイズプログラムの成果力最も期待できる肥満者の特徴
1 中程度か、あるいはやや肥満気味
2 成人してから肥満になった
3 今までに減量を試みたことがない
4 心から減量したいと願っている
5 減量目標を目指そうという精神状態になっている
6 ほかに病気や身体的障害がない
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